さて今回はフェイバリットということですが、僕が影響を受けたアーティストを3人あげるとするならば、間違いなく次の3人でしょう。
- ジョン・レノン(THE
BEATLES / REVOLVER〜LET
IT BEの頃)
(東芝EMI公式サイト(日本語):http://www.toshiba-emi.co.jp/beatles/)
- ボノ(U2 / THE
JOSHA TREEの頃)
(U2公式サイト(英語):http://www.u2.com/lite/)
- トム・E・ヨーク(RADIO
HEAD / PABLO HONEY〜OK
COMPUTERの頃)
(東芝EMI公式サイト(日本語):http://www.toshiba-emi.co.jp/radiohead/)
どんな影響を受けたかと言いますと、一言で言い切るとしたら、ジョンからは表現者としてのポリシー、ボノからはヴォーカルスタイル、トム・ヨークからはサウンドコンセプトでしょうか。
元々自分の中の位置づけとして、「音楽は究極の自己表現の手段」という考え方があります。
誰かに伝えたい気持ちや何かがあって、偶然自分には歌という手段があった。だから僕は歌を歌っている。
例えば自分に大切な人がいて、すごく好きなのにうまく言葉にできない、気持ちが伝わらない。ただ好きだと言うのはすごく簡単なことなのだけれど、でもその言葉のフレーズが、自分の口から発せられた途端、何だか自分の言葉では無いような、そんな違和感が生じてしまう。そんな時、僕にとって一番自分に正直でいられるのが、そして自分の偽り無い気持ちを伝えられる最高の手段が、歌を歌うということでした。
だからもし僕に絵を書く能力があれば、それはスケッチブックの1枚の絵だったのだろうし、詩人ならばノートに綴られた数行のポエムだったと思います。ただ僕にとってのそれは、歌を歌うことだったというだけのこと。
先にあげた3人は、皆それぞれ優れたミュージシャンであり、シンガーであり、ソングライターであるのだけれど、それ以上に「伝えたい何か」、そして「明確なポリシー」を持った表現者だと僕は思うのですね。
そして僕も、伝えたい何かがあるから歌を歌う。
(歌っている時が最高に気持ち良くて、最も自分らしくいられる瞬間だからという事もあるのですけれど)
さて、ではここで自分の所有しているフェイバリット関連の、オススメ音源を少し紹介します。
よく音楽雑誌の企画等で、○×に持って行きたいCDというコーナーがありますが、そのノリで「自分が無人島に持って行きたいCD10枚」というのをあげてみたいと思います。
- The Beatles / 1967-1970
まずはビートルズから。いわゆる青版と呼ばれる。ビートルズ後期のベスト版。これは僕が高校生の時初めて買ったビートルズのCDで、前期のベストである赤版と同時に購入したのですが、当時から僕にはこちらの青版の方がお気に入りでした。
- The Beatles / REVOLVER
続いて同じくビートルズを1枚。ビートルズのベスト以外で1枚あげるなら何だろう?と考えると、サージェント・ペパーズか、リボルバーか、アビーロードかで悩むのですが、僕が赤、青、白版の次に買ったCDである事と、HERE,
THERE AND EVERYWHEREが思い出の曲だったりするので、リボルバーに決定。(笑)
- U2 / THE JOSHUA TREE
さてお次はU2。僕が初めてU2と出会ったのは、この次のアルバムであるRATTLE
AND HUMなのですが、RATTLE
AND HUMはU2のドキュメンタリー映画のサウンドトラックで、その中で使われている多くの曲のオリジナル版が、このTHE
JOSHUA TREE。高校生の時に買って以来、常に自分の中ではベスト3位以内をキープしているアルバム。この1枚が自分のシンガーとしてのスタイルを築いたと言っても、過言ではない?
- RADIO HEAD / PABLO HONEY
RADIO HEADの1st.Album。文句無しに自分のフェイバリットと呼べる1枚。ポップなメロディ&ギターサウンドというコンセプトは、現在の自分の音楽に通ずるものがあります。
- RADIO HEAD / OK COMPUTER
RADIO HEADの3rd.Album。1枚目と2枚目はリリース後に知ったものですが、このアルバムはタイムリーに出会うことが出来た1枚。2枚目のthe
bendsも大好きなアルバムですが、どちらか1枚と言われると僕的にはこちら。自分の中では名盤の位置づけです。
- RADIO HEAD / BLACK SESSIONS
実はこれブートもの(海賊版)ですが、ブートとは思えないクオリティの高さ。他にもUNPLUGGEDやINTERACTIVE等、ファンの間では有名なブートを僕も数点持っておりますが、ブートものの中ではこれがピカイチ。
- NIRVANA / NEVERMIND
ご存知ニルヴァーナの名盤。1曲目のSmalls
Like Teen Spiritからシビレマス。これは外せません。
- blur / blur
blurではこの1枚。97年のリリース時に某外資系大型店に、他のCDを買いに行った筈なのに、うっかり視聴機を聴いて思わず買ってしまった1枚。彼達はこのアルバムで大きな変身を遂げた…らしい。(これ以前はあまり聞いていなかった)日本でもこのアルバムからはSONG2がブレイクしたが、この時一緒に買った本命のHarem
Scarem(アルバム名はBelieve)は全然売れなかった。Rainという曲が好きでクラブチッタ川崎までLive観に行ったのになあ。(涙)
- STEVIE WONDER /~SONG REVIEW
A GREATEST HITS COLLECTION
スティービーワンダーのベストアルバム。スティービーの名曲の中でも、OVERJOYEDは時々ムショウに聴きたくなる1曲。
- BILLY JOEL / GREATEST HITS
ビリージョエルのベスト。TURNSTILESにしようか、52ND
STREETにしようか迷って結局ベストをチョイス(笑)。大学時代にピアノの弾き語りに憧れ、いつも車に入れていた1枚(今は車無いけど)。HONESTYやNEW
YORK STATE OF MINDもすごく好きだけど、自分の中のNO.1はSHE`S
GOT A WAY。
この10枚を見て、自分と好みが同じと思ったアナタ!ぜひ一緒に飲みましょう!(カワイイ女の子特に歓迎。おいっ!笑)
- 旅(旅するミュージシャンを自称する程の旅好き。よろしければ旅サイトもご覧ください。
→http://www.aquavirgo.net/yosee/)
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