麻雀ビギナーズ講座

あばうと麻雀・ABOUT MAHJONG ESSAYS

第二回 ”麻雀予備知識(1)”


 現在、麻雀に関する入門書の類は、書店で容易に手に入ります。でも、麻雀というゲームが、大づかみにでもどんなものかわからなければ、わざわざ本を買って覚えようという気にはならないでしょう。それに、人に教えてもらうにしても、聞き慣れない用語が数多く登場したり、細かいルールの違いがあるなど、教える側の人も大変な苦労を強いられる事でしょう。

 そこで、今回から数回にわたり、麻雀を覚えようという人のための予備知識として、初歩の初歩の部分を、かいつまんで説明させていただきます。少々たるい内容になると思いますが、お付き合いください。

 まず、麻雀というゲームにおけるプレイヤーの目的ですが、規定のラウンドが終了するまでに、参加プレイヤー(通常は4人・3人で行うルールもあるが、ここでは4人麻雀に限定して説明をすすめる)の中で最も多くポイントを稼ぐことにあります。ポイントは基本的に和了(アガリ・ホーラ)という行為に、付随して得られます。それではどうすれば和了る(アガる・和了すること)ができるのでしょうか。

 プレイヤーは、開局時(かいきょくじ・ゲームのスタート時)に、全部で136枚ある牌(ぱい・はい・トランプゲームにおけるカードのようなもの)を裏返し、洗牌(しーはい・牌をかき混ぜること・シャッフル)後、山を積みます。その中から各自が無作為に13枚(実際は“親”のみ14枚)の牌を取ります。この、各自が手にした13枚をそのプレイヤーの手牌(てはい)といい、開局時点の手牌を配牌(はいぱい)といいます。プレイヤーは、各自の手牌を一定の決まりに基づいて形を整えていき、完成型を初めに作ったプレイヤーが、和了れた者となります。そして和了れた者は、完成した手牌に見合ったポイントを得ることになるのです。

 それでは、どうやって、手牌の形を整えていくのでしょう。  先にも述べましたが、麻雀牌は、全部で136枚あるので、開局時に4人が13枚ずつとっても当然、裏返しに積まれた山は残ります。 そこで、この山から4人が、順番に1枚ずつ牌をとり、自分の手牌の中にある不要な牌と入れ替えるという行為を繰り返すことで、手牌の形を整えていくわけです。 ちなみに、牌を山から持ってくることを自摸(ツモ)といい、手牌から不要牌を切り出すことを打牌といいます。 また、これらの一連の動作を(モータ)といいます。切り出した不要牌は、場に順々に並べていきますが、この場のことを河(ホー・カワ)と呼びます。

 次に、手牌をどういう状態にすると。完成型となるのかという点ですが、それは次回、麻雀牌の種類と併せて述べさせていただきます。  (F) 



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