５月２９日、快晴の下、第一回ボートキス釣り大会−三浦のぬし決定戦−を開催いたしました。
場所は三浦半島の金田湾、参加者は１１名、うちダメ雀からは水島、代永（ソナー）、上嶋、和泉、
金子（竜）、金子（しのぶ）、長崎の７名＋１ソナーが参加、その他は鈴木氏（５５歳）、
草川氏（５６歳）、瀬戸親子（釣りバカ）。

　当日は朝７時集合で遅刻者０人という快挙を達成し（水島、長崎はボート確保のため６時、
上嶋さんに至っては、７時だって言ってるのに５時半）、「雨でもふるんじゃねーか」と思いつつも
大会スタート。ダメ雀の７人は水島、代永号、金子夫妻号を除き、それぞれ別れてボートに
乗る ことになり、穏やかな金田湾に散っていった。

　私の乗る長崎・草川（中年）号はちょっと沖目のポイントに一直線かと思いきや、同乗の
草川氏（５６歳）に「そんなに沖に行くのかよ、早く釣ろうよ」と言われてしまい、 中途半端な
場所でまず第１投。

予想通りの根掛かりとベラのすずなり。

「こりゃ、いかん」ということで、草川氏を説得の上、沖のポイントへ移動。

　その頃、優勝候補の水島・代永（ソナー）号にアクシデント発生！
ソナーの説明書を読んでこなかったため、ボートの上で読んでいて、代永さん船酔い(そりゃあ、酔うだろ)。
代永さんと共にソナーもリタイア、この時点で、ブレインを失った水島号に優勝の可能性はなくなり、
優勝はみそっかすの金子夫妻号も除いた、４艘にしぼられた。

　長崎・草川号は沖に移動してからは、順調にキスを釣り上げていたが、ここでまたアクシデント発生！
草川氏（５６歳）の口数が減ってきた。『まずい、酔ったか！？』、「大丈夫ですか？」と聞くと、
「俺、ちょっと休憩」と言って寝始めた。
すると、１分もしないうちにガーガーというイビキが聞こえ、本当に寝てしまった。
ここにきて長崎号も優勝圏内から脱落。

　そんなことをしていると、近くに上嶋・瀬戸（息子、もうすぐお父さん）号を発見、
まだ７，８匹だというので、うまくいけばこのまま逃げ切れるかもしれないので、とりあえず
一人で頑張っていると、和泉・鈴木（中年）号がきて、近くで釣りはじめた。
釣果を聞いてみると、まだ５匹、がぜんやる気が出てきた。
　 そこへ、脱落１号の水島号がやって来て、予想通りの釣果を披露していると、今度は
瀬戸（父）まで近づいてきて、瀬戸（息子）に声を掛けている。
瀬戸（父）： 「おいっ、何匹釣れたんだよ」
瀬戸（息子）：「２０匹ちょっとかな（うそ）、親父は？」
瀬戸（父）：（何かたくさん入ってるビニール袋を見せて）「全部キス（うそ）」
と言って、そのまま去っていってしまった（いったいどーなってんだこの親子は）。

　船酔いあり、昼寝あり、うそありの大会も、午後２時をもって沖上がり。
各自、船宿で手を洗ってから、集合して、表彰式にうつる。

今回の賞品は予算の都合上、非常に貧粗なものなってしまい、
豪華賞品をエサに人を集めた手前、 テンションだけでも上げて
表彰に突入した。まず、数釣り大賞は私の活躍によって（本当）、
長崎・草川号が１８匹でフィッシングベストを獲得。

次に大物大賞は瀬戸（息子）が２１ｃｍでフィッシングキャップを獲得。


豪華商品はここまでで、その他、２０cmで惜しくも大物大賞２位となった鈴木氏、
大混戦となった外道大賞を２０cmのカワハギで征した瀬戸（父）、数・大きさともにビリの
金子夫妻にはそれぞれ、私の手作りのロゴ（ページ上部参照）入りＴシャツが贈呈されました。

　表彰式も終わり大きなトラブルもなく、というか、予想以上にスムーズに進み、大会も無事終了。
基本的にここで解散だったのですが、水島君の提案でダメ雀メンバーは水島邸でのてんぷらパーティーに移動。
　 しかし、いざ魚をさばこうとしたらその数にビックリ。
キス２５匹、ギンポ２匹、カワハギ１匹、海タナゴ１匹、メゴチ数えきれず。
　 とりあえず、キスからさばき始めてみたものの、半分さばいたところで私がダウン。
つづいて、サバキングこと水島がさばきはじめる。
さすが、サバキング早い早い、あっという間にキスをさばきメゴチもさばき、ギンポ、カワハギ、
海タナゴをさばき終わり、次々と揚げていく。我々が食べる。

　お邪魔した上に料理まで作らせてしまって、悪いな−と思いつつも、ビールを飲み過ぎてしまって、
足下もおぼつかない状態だったので、すべてお任せしてしまいました。

そんなこんなで、夜も遅くなり、帰れる者は帰って、泊まる者は泊まって、解散となりました。

みなさん本当にお疲れさまでした。さあ、今日からは第２回大会に向けて各自、釣りの腕を磨きましょう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　DAME FISHING CLUB 部長　長崎　檀